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キャラクター/【ザルバッグ・ベオルブ】

Last-modified: 2017-07-21 (金) 11:06:04

その他/【ザルバック】


FFT Edit

概要 Edit

FFTの主人公ラムザの次兄。北天騎士団現団長。
基本的には聖騎士の肩書だが、ラーグ公暗殺シーンなど4章の一部では「聖将軍」となっている。


五十年戦争後期に北天騎士団を率い、幾多の戦いで勝利をもたらす。
亡き国王デナムンダIV世に「イヴァリースの守護神はガリオンヌにあり。ベオルブの名の下にこそ勝利がある」
と絶賛された常勝無敗の武人である一方、敬虔なグレバドス教信者でもあるストイックな人物。
戦争末期には各地で畏国軍が苦戦する中、ベスラまで攻め込んでいた鴎国軍からランベリーを奪還し、和平の糸口を作る大功を挙げた。
その後、五十年戦争終結直前にバルバネスの遺言に従って兄・ダイスダーグから正式に北天騎士団団長の座を譲り受ける。
バルバネスの精神を受け継いだのがラムザだとすれば、軍人としての才を受け継いだのがザルバッグであろう。


融通が利かない所もあるが、とは違い悪人ではなく、彼の行動は家族と国を思う故のものも多い。兄である軍師ダイスダーグを信頼しており、ラムザがダイスダーグの悪事を告発しても聞く耳を持たず激怒。腹違いの弟ということに対しても怒りを向けていた。
しかし、後にダイスダーグが自身の野望で戦争を起こした事、そして父バルバネスを毒殺した事を知り、ダイスダーグを倒さねばならぬ敵と認識する。そしてイグーロス城に駆けつけたラムザと共にダイスダーグを討ち倒す。この一連の会話はFFT屈指の燃え場面だろう。
しかし、直後に転生したアドラメレクに消滅させられ、更にその後ヴォルマルフによってルカヴィの眷属として復活させられ、自らの意思と反してラムザと戦う羽目になってしまう。
最後はラムザに討たれる事を望みアルマの救出を弟に託して散る。


通称サル袋
ザルバッグ

(ザの濁点を取る)

サルバッグ

(バッグ{bag}を和訳)

サル袋

こんな身も蓋もないあだ名を付けられては彼も浮かばれないというものであろう。


セリフ/【勝手な行動ばかりとるおまえの何を信じろというのだ!】


19世紀のフランスにオノレ・ド・バルザックという小説家がいた。


あまり話題にならないが、一人称は「私」。ルカヴィの眷属になった時の一人称が「オレ」になる。
一人称「私」が軍師としての一人称なら、「オレ」は1人の人間としての一人称なのかも知れない。

戦闘 Edit

ジョブは専用の「アークナイト」。
エルムドアも同名ジョブだが、刀装備のあちらと違い、名前どおりの騎士系ジョブ。
破壊魔剣」という専用のジョブコマンドを持っているが、あまり使ってくれないので見るのは難しい。

イグーロスでの対ダイスダーグ戦ではゲストとして登場するのでジョブレベルを確認できるのだが、
印象的なのはその多芸多才ぶり。
ものまね士へのチェンジ条件を満たしているうえに、ものまね士のレベルは8。
武術のみならず魔法にも精通している。流石は名将といったところか。
ちなみにセットされるアビリティはランダム。
ギルガメの心」のように全く役に立たないものが選択されることもある。

聖ミュロンド寺院で敵として登場するときは「吸血Speedセーブ防御力UPHP回復移動」で固定。
耐久力が高いのでSpeedセーブは脅威だが、Braveが33まで激減しているのが救い(ゲスト時はBrave67)。
Braveが半減しているのは、「望まぬ戦い」という演出を兼ねているのか。
またこの戦闘では顔グラが変わっており、生気を失ったような顔色になっている…。


どうしても「破壊魔剣」を見たいのであれば、ザルバッグを混乱状態にすれば良い。ただし誰もいないところにかましたりするので、speedが高く移動範囲の広い受け用のユニットを用意しといた方が良い。
こんなことしてまで見たい人は少数だろうが…

ちなみに聖ミュロンド寺院で敵として登場するときも混乱を含めた通常のボスキャラには効かない状態異常に出来たりする。

  • 余談だがイグーロス城の戦闘でダイスダーグを味方のユニットで四方を囲った場合、味方ユニットを巻き込んででも破壊魔剣をダイスダーグに叩き込むバルバネスを暗殺したことに我を忘れるほど激怒していたようである
    • 実際のところはザルバッグの行動指標が「命を惜しまず戦え→標的ダイスダーグ」に設定されているため。
      とにかく敵にダメージを与えることだけを考えているため優先順位が通常攻撃>破壊魔剣となっているが、ダイスダーグの周囲を囲まれると打撃できなくなるため破壊魔剣を使うようになる。
      そして本作のAIは「味方を巻き込まずに攻撃できない場合は躊躇せずにブチ込む*1」という思考回路を持っているので、ダイスダーグの周囲全てを囲んでいると破壊魔剣に巻き込まれてしまうというわけである。

よくシドと比べられ「そんなに強いか?」と言われがちな人物だが、
ものまね士までチェンジできるほど職歴を積んで大量のアビリティを持つ上、
一発で敵ATを5下げられる彼ならば
仲間になった直後で剣聖以外のジョブはまったくついたことのないシドにくらい
エクスカリバーありでも勝てるはず

考察 Edit

序盤でティータ射殺命令をアルガスに下した張本人であるため彼を嫌うファンもいるが、彼の行動は、国家の治安を守るため
無法なテロリストである骸旅団の要求に屈するわけにはいかなかったので仕方がない、と擁護するファンも多い。ラムザの方は後に自らザルバッグの元を訪れ「兄さん」と呼ぶなど、事件の後もザルバッグの事をかなり信頼していたようである。

  • 一応、ティータの一件についてはラムザに謝罪している。
    程度はともかく、彼の性格的に罪悪感はあったと思われる。
    • ザルバッグの最後の謝罪が、ティータのことまで含んでいるというのはいくらなんでも拡大解釈だと思う。ダイスダーグが「実の妹のよう」とまで言ったティータを初めから見殺しにする作戦を遂行するほど、平民/貴族の価値観にとらわれていたくせに、いまさらあの時期にその価値観を捻じ曲げたとは考えにくい。
      単にラムザを「今まで信じてやれなくて」すまなかった程度の意味しか読み取れない。
      • 貴族/平民とかは関係ない。そもそも権力者が自分が好きな者だけ特別扱いして助けるというのは権力の私物化であって、むしろ正義とは対極にあるもの。人質がティータでなくアルマであっても彼が賊の要求を聞く事はなかったはずだし、自分が人質でも迷わず自分ごと殺せと言ったはず。だからこそラムザもその事について一言も責めてはいないんだよね。
      • いやいやいや……注意深くストーリー展開を追うとわかるけど、ダイスダーグの命令に反してザルバッグが独断でティータを見殺しにしたわけじゃないよ。ダイスダーグがラムザに語った「ザルバッグにはティータを助けるように命令しておいた」というのが真っ赤なウソだったというだけの話。本当はダイスダーグはザルバッグに「ティータを見捨てて総攻撃を仕掛けろ」という命令を下していて、ザルバッグはそれを忠実に実行したってだけ。だからこそラムザは「どうしてティータを助けてくれなかったんだ」とザルバッグを責めないし、ザルバッグも「助けられなくてすまなかった」と弁解しない。だって、「ザルバッグ将軍によるティータ救出作戦」なんてダイスダーグの真っ赤な嘘で、ザルバッグ本人は実際にはそんな命令受けてなかったんだから。
      • 更にアルガスが「(ティータが)平民だから見殺しにされた」なんて戯けた事言うから勘違いしている人もいる。実際は上で言われている通り、人質に躊躇せずにテロリストを早く壊滅させ被害や治安悪化を防ぐしかなかった。つまりたった一人の命(と家族の心境)とその他大勢の命を天秤にかけてダイスダークやザルバッグは後者を選んだだけの話。
      • アルガスは「見捨てられたのは平民だから」と信じていた可能性もあるが、実際のところ攫われたのがラーグ公だとかザルバッグだったりするならともかく、よほどのことがない限り例え貴族であってもほぼ間違いなくティータと同じ運命をたどっていたと思われる。まあ「助けられそうなら助ける」程度の意識は持つかもしれないが。
  • 生活面では融通の利かないところもあるが、軍事面ではイグーロス警備を任されたラムザに暗に
    (というか明確に)ドーター行きを促す等、気を利かせる面もある。
    ただ、このせいでイグーロス警備が手薄になり、
    ティータ誘拐、ひいては死亡の遠因になった気がしない……わけでもない?
    • 風が吹けば桶屋が儲かるって言うようなもんだと思うが
    • もしティータ誘拐を防げていたら物語も変わっていたんだよなぁ。
      そう考えるとなんか複雑だな。
    • ガフガリオンさんが言ってたろ、『俺がやらんでも誰かがやるンだよ』って。
      ヴォルマルフが動いていた以上、行き着く先は大同小異であると考えられる。
  • ウィーグラフはダイスダーグによるエルムドア侯爵誘拐をザルバッグも知っていた筈だと言っているが、正直この人の性格を考えると真面目に知らなかったんでないかと思う。ある意味ダイスダーグにしても扱いにくい弟だったんじゃないだろか。
  • ガフガリオンが、ダイスダーグとの会話で「オレはアンタの忠実なる僕だぜ。かの聖騎士殿のように頭が固いわけでもない。」と言っているがこれはザルバッグのことだと思われる。オヴェリアの件からも考えて、知らなかったと考えられる。
    • 当時は頭の固い聖騎士=アグリアスのことだと思ってたけど
      あくまでアグリアスの肩書きはただの「騎士」だからザルバッグのことで間違いないだろうな。
  • 何気にラムザはダイスダーグがバルバネスを暗殺したのを何も知らないままイグーロスでの
    ザルバッグとダイスダーグの対決に乱入する形になっているのだが、
    実はザルバッグはラムザの前ではダイスダーグがバルバネスを暗殺した事実を一切口にしていない
    (ラムザが乱入する直前でバルバネスの事で詰め寄っているので聞こえていた可能性はもちろんあるが)
    ダイスダーグが父殺しという最大の親不孝を行った事を、ラムザには知ってほしくなかったという
    家族を大事に思っていたザルバッグなりの兄や弟に対しての配慮だったのかもしれない。
    …結局アドラメレクがあっさりバラしたのでそんなザルバッグの努力は無駄に終わってしまうのだが、
    ラムザもいきなりダイスダーグがバルバネスを殺したという話になって相当混乱したと思われる。

オルランドゥとは五十年戦争をともに戦った英雄どうしだが、ゲーム中での爺さんとの絡みと言えば
獅子戦争中にオルランドゥの軍勢がドグーラ峠を突破したという報告が入った際に
「なんだとッ!? ヤツはベスラではなかったのかッ!」という敵意むき出しの発言をする程度。
戦線が違ったため、「戦友」と言えるほどの関係ではなかったということだろうか(戦争末期にはオルランドゥはゼルテニアで抗戦しており、ザルバッグはランベリーに反転攻勢をかけていた)。
後にラムザ軍に加入したオルランドゥと顔を合わせても会話イベントなどは無い。
尤も、このときのザルバッグは怒りで我を忘れており、二度目に顔を合わせるときには意識も奪われていたのだが。


「兄の幼なじみだから」という理由だけで
オヴェリア誘拐からの不自然な戦争突入を無視してラーグ公に大義があると信じたり
「弟の友達っぽいから」という理由だけで
敬語もまともに使えない他国の騎士見習いであるアルガスを配下に使ったりと
家族思いだが愚直な人物。
それがいちいち歴史の節目にかかってしまっているあたり、やはり彼も
歴史に大きく名を馳せるベオルブ家の血が濃かったようだ。






*1 巻き込むのを避けられるのならちゃんと避ける。