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スタッフ/【松野泰己】

Last-modified: 2017-04-01 (土) 11:31:45

ゲームクリエイター。
 
以前はクエストというゲーム会社に所属しており、
同社のヒット作のオウガバトルシリーズを手掛けている。
タクティクスオウガ」発売後、クエスト社上層部と揉め、スクエニに移籍。
タクティクスオウガのシステムを受け継いだFFTや、ベイグランドストーリーを製作している。
FF12にプロデューサーとして起用されるも、病気療養のため、降板して監修に回ることとなった。
FF14の拡張パッケージ「紅蓮のリベレーター」のアライアンスレイド「リターントゥイヴァリース」の
シナリオ・脚本を担当することになり、約10年ぶりにFFシリーズに参加することが決まった。


作品内で革命や宗教、民族紛争など非常に重いテーマを扱う事が多く、
シリアスなシナリオとヘビーなセリフには「松野信者」と呼ばれる程熱狂的なファンが付いている。
こうしたシナリオの裏で芸の細かいヘルプメッセージやサブイベントなどで、
ニヤリとさせてくれるのも特徴。

  • 良くも悪くもファンタジー色が薄めで「リアルな」ストーリーや設定を作るのがうまい。
    ただし現実的であるが故に場合によってはかなりエグかったり、とてもえげつなかったり、
    凄まじくドロドロしていたりする。上記のように革命を取り扱う場合は革命の先進性や夢や希望と言った
    「綺麗事」の部分だけではなく権力闘争的な側面や新興勢力側の野蛮さ言った暗部を見事に描き出し、
    宗教の場合はその救いの側面より権力機構としての保守性や非合理性を扱い、民族紛争を取り扱う場合は
    プレイヤーにその片棒を担いで粛清に加担するかどうか(!)選ばせたりする。
    しかもそのやり方と言うか世界観の組み上げ方がうまく、これみよがしにこう言うテーマを
    扱っている感じは全くしない。苦手な人は苦手だろうが、ハマる人はドハマりしそうなタイプの
    ゲームクリエイターと言って良いんじゃないだろうか。
  • ゲームをやっていると、どうしても人類や国家の存亡をかけた戦いに対し
    主人公達4人〜20人程度で何ができるのか、
    他の一般人達や権力者たちは指をくわえて見ているのかというのが気になってしまう。
    彼のシナリオはそういう歴史の大きな動きと細かい所で暗躍する主人公達の動きの整合性の付け方とかに、
    かなり心を砕いていると思う。
    まぁ、結果的に主人公達が歴史の表ではなく裏で動く感じになってしまうのだが。

酒どころでもある新潟県出身のせいなのか、かなりの酒豪。
学生時代に自主映画を作るほどの映画好きでもあり、メジャーからマイナーまで映画の趣味は幅広い。
FF12開発当時もデスク周りにロードオブザリングのポスター貼っていた。


彼の降板により、FF12当初のシナリオは永遠にお蔵入りとなった。


FFTのシドの名字はタクティクスオウガ(TO)でも使われている。
また、汎用ユニットの名前も全てTOと同じものであるらしい。


FF12の制作から退いた後、結局2005年8月末をもってスクエニを退職している。

  • twitterで、退職理由を明かしている。
    公式情報以上でもなければ
    以下でもありません。退職はケジメです。
    病とはいえ、スタッフや社、株主、期待して
    くれていたファンに対して多大な迷惑をか
    けたのは事実ですから。
  • ファンとしてはリベンジして欲しいとも思う。
    勿論本人の意思は尊重すべきだが。

FF11好きで、かつてはプレイヤーとしてヴァナ・ディールにいた。
田中氏にはマンドラゴラのFF12への出演許可までもらっている。
廃人並のハマりようだったという噂もあるという。


FF14のプレイヤー(自称カジュアル勢)としても知られ、ツイッターでもよくFF14を話題にしている。


クエスト退社はスクウェアの引き抜きと噂されたが、本人が否定している。
後にクエスト社のゲーム事業がスクエニに譲渡され、オウガバトルの著作権も有しており、
「タクティクスオウガ 運命の輪」としてリメイクされた。
氏も契約スタッフとしてながらスクエニ作品に一時期間だが復帰した。


登場人物の誰かに特定の口調であるキャラがいるのも特徴の一つ。


ベイグラントストーリー発売頃のメディアのインタビューでは
「世界観は細かく作る必要があるが、映画みたいなストーリーはゲームに必要ない」と話している。
OBを出した頃も、FFのようなドラマチックな展開がウケていたからそれに迎合しただけとのこと。
シナリオ制作の勉強をしているわけではなく、歴史好きで歴史からの引用を基に世界設定を考えている。
「宗教は嫌い」と話しているが、現実にはどの世界でも宗教と生活は切り離しにくいという考えから
世界観に宗教を絡めているとのこと。
世界観やストーリーの設定のしかたについて聞かれると
「スタッフに何か言われた時に、その場でつじつまのあう設定を作っているだけ」と答えている。

  • どういう文脈でこの「宗教が嫌い」発言が出たのか自分は知らないんだけど
    タクティクスでのフィラーハ教の扱いや、FFTのグレバトス教等を見ていると確かに
    この人は宗教が嫌いなのかもしれない」と言う感じがとてもする。
    まぁ、歴史が好きな人にはありがちなんだが正確に言うと「嫌い」と言うより宗教に対して
    変な幻想を抱いていない、と言う言い方もできるとは思う。

エンカウント形式に飽きており、ベイグラントストーリーからシームレスバトルを採用する。
FF12の制作中も、坂口氏、田中氏、石井氏らと
FFも10作を超えたので大きく変えても良いのではないかという話をしていたという。


そのシナリオばかりが注目されがちだが、バトルシステムにもこだわりが感じられる。

クォータービューSRPGの基礎となったタクティクスオウガは言うにも及ばず、
伝説のオウガバトルのカオスフレームやベイグラのリスクなんかは上手いなあと思った。


随所に洋楽をもじった小ネタが見られる。
オウガ時代で言えば、「オウガバトル」「黒き女王の行進」「手を取り合って」「ブラックモア(リッチ)」
FFTでの「愛に全てを」
など。
ほとんどが英国のロックバンド「クイーン」のネタであるが、ファンなのだろうか。


レベルファイブに入社して皆葉英夫崎元仁とともに新作「クリムゾンシュラウド」を発表した。

  • 2012年11月にレベルファイブを退社、再びフリーランスとなった。

FF12最強のモンスターであるヤズマットの名前の元となった人物でもある。


Twitterにて、FFTの質問に答えたりキャラの口調で挨拶するなどとにかくサービス精神旺盛な人である。
ついでにそのTwitter上で病気降板を某神に皮肉られたり…


関与作品一覧(スクウェア在籍時代のもの)

関与作品一覧(それ以降のもの)


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