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作品/【ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト】

Last-modified: 2017-02-02 (木) 13:37:02

米国から逆輸入された初のFF。
日本での発売日は5と6の間だが、グラフィックの質などは大きく劣り、4と並ぶ程度である。
ストーリーは王道一直線の勧善懲悪というあたりが米国らしい。
移動中にジャンプや武器を使った謎解きがあるあたりは聖剣伝説の面影が見られる。
戦闘音楽の作曲はルドラの秘宝などを手がけた、笹井隆司氏であり、評価は高い。
恐らく全FF中最速でベヒーモスが登場するのも特徴と言えば特徴。

  • ただし米国でこの作品が発売されたのは、日本で5が発売されるよりも前の話。
  • 2010年12月21日からWiiのVCで配信された。公式サイト
  • 2014年4月16日からWiiU VCで配信された。公式サイト

マップグラフィックや戦闘画面の構成がゲームボーイの「サ・ガ3」に酷似している。
モンスターデザインはサ・ガ3と同じ人。
貝獣物語やじゅうべえくえすとのように、ダメージを受ける事にグラフィックがボロボロになっていく
敵キャラが面白い。


主人公ザッシュの、これでもかってぐらいの爽やかさが心地いい。


とにかくシンプルなゲームであり、クリアに10時間もかからない。


こっちは二人パーティなのに、敵がガンガン状態異常攻撃してくる。
全滅の原因一位は石化、二位は混乱した仲間による同士討ちである。
全滅してもその場で戦闘開始時からやり直せるとはいえ、これはひどい。


FFの中でも異例と言えるシステムが多い。
斧で木を切ったり爪を利用して壁を上るなど移動に武器を使ったり、
エンカウントがシンボルタイプとバトルポイントとほぼ任意だったり、
フィールド移動がすごろくチックだったりと他シリーズではまず見ないものが多い。
中でも宝箱は種類が2タイプある。
1つは画面を切り替えれば何度でも復活するタイプ。こちらはポーションや爆弾など消耗品が入っている。
一方もう一つは武具やイベントアイテムが入っているものでこちらは一度あけると復活しない。
そのため金の使い道が実質街で売っている武具と宿屋代ぐらい。
 
ちなみにラスボスに主人公のケアルで大ダメージを与えられるバグがあるが、
これは回復量がオーバーフローを起こすためであり、魔力の高いフェイのケアルでは回復してしまう。
タイミングによっては主人公のケアルでも回復してしまうので注意。
 
個人的にはボスとかラスボスのBGMが結構燃えたりする。


USAとは銘打ってるものの、
USAでの評価はシステム、バランス、ストーリーが稚拙だということでかなり低かった。
この作品はマニアックで難易度の高いと評されるタイプのRPGが好まれるUSAよりも
日本のRPG初心者向きの作品なのかもしれない

  • 特に最近だと外人の方が設定が硬派だったりするもんなぁ……あまり整合性等を重視していないのは変わっていないが、それ以上に勢いを重視しているから楽しいってのは黄金期のジ○ンプにも似た所があるかも

実際、スクウェアは難易度の高かったFF4のUSAでのセールス失敗から
(日本市場対策がFF4イージータイプ
難易度を抑えてプレイしやすくした上でFF4から大幅に価格を落とした上で
USAでリリースしたという経緯がある。


ヨーロッパではFFが付かない「MYSTIC QUEST LEGEND」のタイトルで発売。
欧州では初代聖剣伝説が既に「MYSTIC QUEST」として発売されていたため、重複を避けたと思われる。

  • 本作の「MYSTIC QUEST」のタイトルロゴは、ヨーロッパ版聖剣伝説で使われていたものをそのまま流用している(参考)。
  • このため、ヨーロッパでは聖剣・本作共にタイトルからFF要素が無くなっている。
  • アメリカではそれぞれ「FINAL FANTASY ADVENTURE」「FINAL FANTASY MYSTIC QUEST」なのでどちらもFF扱い。
    ついでに米ではGBサガも「FINAL FANTASY LEGEND」でFF扱いされている。
  • なお、日本語版の本作のゲーム中タイトルも「MYSTIC QUEST」のみでファイナルファンタジーが付かない。
    「ファイナルファンタジーUSA」の文字はパッケージなどでのタイトルロゴに付けられているのみとなっている。
    一方、元祖の北米版ではきちんとタイトル画面でも「FINAL FANTASY」の文字が表示されている(参考)。

戦闘画面がサガ3に近く。
状態異常魔法は味方に使用すると回復し、敵に使用すると状態異常にする。


鬱展開が欠片も無い。心が疲れた時にでもどうぞ

  • ↑「あー ぜつぼうてきよ
  • あれは鬱展開なのかw
    • 一応、元になっている海外版では主人公の故郷がOPで滅ぼされているとか、クリアするまで各地方は割りと悲惨なことになっているなどはある。ただその地方をクリアすればその地方は一気に明るくなるし、OPで沈んだ村には全く触れられないためか、所謂後味の悪さを感じるようなシーンが全くない。

ちなみに日本での売り上げは30万本。今の基準で考えればだいぶ成功した方だが、
当時スクウェアがミリオン売らなきゃ続編出させないとか言うくらいの時代だった事を考えるとかなりの失敗だったとみえ、本作の続編が出る事はなくなってしまった。残念。

  • しかし本作を製作したスタッフが後のマリオRPGや精神的続編のマリオ&ルイージシリーズを製作した実績を考えると、本作の存在も強ち意味がなかったわけではない……と思いたい。

キャラクターの名前が日本語版と海外版で大きく異なるのも特徴。日本人にわかりやすくするためだろうか。