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書籍/【ファイナルファンタジータクティクス大全】

Last-modified: 2017-10-14 (土) 19:11:26

FFTの攻略本。その黒い装丁から通称「黒本」と呼ばれている。
攻略本において「誤植、誤情報の代名詞」として挙げられることが多い。(後述)
エルムドア関連の誤情報に踊らされた被害者はかなり多かった。
有名かつ酷い決定的な誤りとして以下の二つが有名。


〜一つ目〜
台詞集におけるフランソワのとある台詞。
正「それはね、ヒ・ミ・ツ」
誤「それはね、ヒ・ミ・ツ。えへへ、下着つけるの忘れちゃった!」

意図がまったく分からない。

  • 一定の確率でセリフが変わるのかと思ってヘルプメッセージをひたすら開き続けたのもいい思い出。
  • 開発資料を貰って丸写ししただけの可能性あり。その場合おそらく倫理的な事情でマスター版では後半のセリフだけ削除されたのだろう。
  • 通常プレイでは絶対に拝めない、敵としてのメリアドールのセリフ「マントは背後からの攻撃を防いでくれたりもする。」も載っているため、開発資料をそのまま載せたというのはほぼ間違いのないところ。
    これに関しては黒本はむしろ「被害者」かもしれない。まあ普通に考えてカットされるであろう(載せない方がいい)セリフであることは分かるとは思うが・・・。

〜二つ目〜
FFT最大のレアアイテムともいえる源氏シリーズ所持者のエルムドアから
小数点以下の確率で盗むことが可能」と書いてある点。

  • エルムドアは時々メンテナンスをつけていない時もあるものの、実際には
    ジョブ特性で装備への干渉をシャットダウンしているため、絶対に盗めない。
    この表記に踊らされて延々エルムドアの周りをうろうろした者は少なくない。
  • 多少蛇足じみているが、ゲームカタログやWikipediaでも取り上げられている。
  • 電撃プレイステーションの攻略本に「小数点以下〜」の記述がされてた。
    まんまパクったんだろうか。あんなのパクったらロクな目にあわんぞ。
  • 電プレに関しては発売当時の攻略記事でも、そのことをモロに書いてたりする。
  • この本の酷さがFF6におけるSQUARE自身の攻略本発行、
    さらにアルティマニアへとつながるという意見もある。
  • ちなみに海外版ならばアークナイトからメンテナンスが除去されているため、
    レベルにもよるが5〜20%位の成功率で盗めるようになっている。

なお発行はファミ通である。
大丈夫、ファミ通の攻略本だよ。

  • 擁護するつもりはないのだが、この黒本製作に携わったスタッフの意見の食い違い
    によるものとも思える。攻略を執筆した本田氏はまず盗めないと断言している。
    用語集の正宗の項を書いた清水氏もまず盗めないとはっきり断言している。
    とここまで書いて見たがやっぱり誤情報で周囲の人達に迷惑を懸けた
    黒本及びスタッフ編集がやっぱり悪いのだろう。
    • 「まず」が付くなら、「盗める可能性は0」って意味にもならないから、「小数点以下の〜」を否定する効果は全く無いのよ。
    • その用語集の源氏装備の欄には「エルムドア専用装備なので絶対に盗めない」という趣旨の記述があったような。
  • 上にも書いてあるが「誤植」レベルではなく普通に間違っている「誤情報」が
    掲載されているのが一番の問題だと思うのだが。本来「誤植」とは表記の誤りの事で、
    内容の間違いを指す言葉ではないわけだがエルムドアの件とか明らかに表記ミスとか
    そんなレベルのミスじゃない。

執筆編集は「飯田真佐史」と編プロ「JK VOICE」。
ここの編著は読み物部分は面白くて高評価なのだが、誤植、誤記などがとても多いのでデータ部分を信用してはいけない。
なお、ここが書いた攻略本は他にも

・小学館のダンジョンマスター攻略本、SFC版真女神転生1
・ファミ通のタクティクスオウガ公式ガイド
・ファミ通のSFC版真女神転生if、女神異聞録ペルソナ1
・ファミ通のポポローグ公式ガイド

などがある。

  • 真・女神転生ifの攻略本では、とある中ボスを「(最弱の状態で対峙した)このボスに勝てなければ、君は人間のクズだ。」とまで言い放った。
    投げるはいらないとか主観だけで判断した物事を強烈に批評するのが好きなんだろうか・・・
    • ↑を一応補足しておくと、そのボスはとある条件を満たすとどんどん強くなってゆき、最強状態では対処法を知らないと詰みかねない強さにまで強化される。最弱状態なら確かに本の言う通り「最初に出会う中ボスよりも弱く、普通にプレイしていれば負ける要素が見当たらない」のだが…。
  • FFTの前身であるタクティクスオウガの攻略本はSFC版当時に上下巻、その二冊をまとめた内容+αのSS版対応攻略本が存在したが、以下の点(いずれも要約)が特に批判された。
    “「エンジェルナイト」はレベルが上がるとSTR(Strength。力強さ)が下がる”
    “「ナイト」や「ヴァルキリー」はAGL(Agility。素早さ)の伸びが悪いのでいらない。素早い「ニンジャ」「アーチャー」こそ至高”
    実際にはエンジェルナイトのSTRは下がるどころか全クラス中でも最強レベル(前後の文脈からすると誤字ではなく“嘘”もしくは“勘違い”なので、流石にサターン版攻略本では修正された)。
    AGLはドーピングできない能力なので確かに重要だが、だからといって紙装甲なニンジャばかりで編成すると敵の攻撃で瞬殺されるので壁役も大事。
    後の黒本でもこういった書き手の思い込みによる攻略記事が散見されるので、この頃から兆候はあったといえる。
  • 『スーパーマリオ64 ワールドツアーガイド』は他に例を見ない、実に遊び心にあふれた攻略本だったりする。
  • 『ポポローグ 公式ガイド』でも用語解説がやたらに充実している。「立札のいう事は鵜呑みにして良い」やら
    「『アイアンアーマー』は『てつのよろい』より防御力が高い。英語にすれば強くなるのか?」など着眼点が相変わらずよい。ちなみに攻略面も黒本よりはかなりましになってる。

この前本屋で見た時はこんな事が帯に書かれていた。
「恐怖が快楽に緊張が興奮にシフトする!! FFT最高のバイブル」
何故だろう、この文章書いたヤツを殴りたくなってきたよw

  • 「恐怖が立腹に緊張が失笑にシフトする」の間違いだろうw

通称黒本だったかね?
用語解説とか細かくて、読んでて結構楽しかったけどねぇ。
エルムドア関連などについては弁護の余地皆無だが。

 

大丈夫?ファミ痛の攻略本だよ?

  • そう、読み物としては面白いんだよ、これ。
    • 確かに面白いな。別の意味で。
  • 実際、JK VOICEが得意としている「世界観に寄り添った構成と筆致」はこの本においても遺憾なく発揮されていて、
    揶揄などではなく純粋に見ていて面白いのは確か。
    意見の偏りの酷さと不足すぎる上にまったく当てにならないデータについてはいかんともし難いが。

投げるの辞書の項目が面白かった気がする

  • この本の最大の価値は妙に着眼点が良い巻末の用語辞典だと思う。
    メリアドールの「百聞は一見に如かずを地で行く女」とか。

間違いが多いとはいえ、データ集は豊富で価値は十分にある。
しかし敵ユニット専用のアビリティデータについてはまったく触れられていない。
スタッフの言によれば、攻略に深く関わらないデータは載せていないのだそうだ。


うちにあるのこっちだ…(笑)そうか、そんなに酷い本だったのか…。
でも参考にするといえばアイテムのイラストとか、ジョブキャラクターのイラストとかだけど
(使い方間違ってるとかいうツッコミ不許可)。


「敵の装備は壊すより盗め」はなかなかいい名言だと思ってみたり。

  • 突き詰めるとこれも微妙。
    盗んでまで欲しい装備なんて殆どないし、
    弱体化させるだけなら壊す方が手っ取り早くて成功率も高い。
  • 寧ろディバインナイト相手に壊すより盗むを行ってしまったせいで、
    素手で剛剣されて装備品をぶっ壊されたというケースもありそうだ。
    • 恐らく弱体化を狙うと言うよりは装備盗んでこっちで使おう、役に立たなければ売れば良い。のような思考回路なのだろう。

キャラ・ジョブの解説は某を使えないなどと容赦無く切り捨てている。
さらに、天道士天冥士は別個のジョブであるにもかかわらず一緒くたにされているという扱いの悪さ。

  • キャラ、アビリティなど「使えない」「役に立たない」などと容赦なく中傷しているが、最もその表現が該当するのはこの本そのものである。
  • FFTを知らない人に説明
    天道士と天冥士は「アビリティの効果が同様(ダメージ算出式のみ全く異なる)かつ装備品が性別限定品を除いて同じ」ではあるが、「パラメータ補正率・成長率・移動力・ジャンプ力・回避率」といった基本的な部分は全く異なる。にも拘らず、黒本では後者について全く同一であると大嘘をついている
    またアビリティについてはそれぞれの効果の違いを一応説明してはいるものの、その活用法には全く触れていない。
    (確かに使いにくくはあるが、どちらにもちゃんと長所はある)
  • 一応かなり使いにくいのは事実であるため、真言・裏真言ともリメイクにおいて強化されている。

ティアマットを「使えない」とするなど、危険な匂いがプンプンである。

  • HP半減
    強ダメージ、6連続攻撃、付加に睡眠と死亡
    …の何処が使えないのか教えて欲しい
    • ランダム性が絡むものなど、癖の強いアビリティの評価が悪い傾向にあると思う。
      てかそもそもこの本、全てのモンスターを「密猟の素材」としてしか扱っていない気がする。
    • まあどれだけ強くとも当たらなきゃ意味ないのでそういう面では真言兄妹と変わらないわけで・・・
    • 1発しか発動しないうえ外れる、というパターンもある兄妹とは違って発動自体は6発が保証されてるので兄妹よりは使える。
      オーバーキルになったり1発でもいいから当たってくれという時に限って不発に終わったりすることもあるがそこはご愛敬。
    • 全種バランスよく強敵なモンスター界の優等生」「高低差無視で石化orストップばら撒くバンパイアレベル下げ要因以外連れていく価値なし」とか言われていたよ。「人間の方が覚えるアビリティも育てる楽しみも多い」って言うのは分かるが余計な発言の方が遥かに多いからねえ…。
  • この本にはモンスターのパラメータに関しては一切掲載されていない
    Vジャンプの方には補正率・成長率共に(不完全ではあるが)ちゃんと載っているのだが。

「投げるを使うことはないので、覚えなくていい」など、極端かつ断定的な言い回しが多い。
個人的には読んでいて疲れる本。

  • 他の攻略本でもそんな感じなので、そういう作風(?)なんだろう。
  • 「投げる」はよく使ったけどなぁ自分
    • PS版は増殖技があるから投げまくりだよな。
    • むしろこの本自体を投げたけどな。
  • この本では使い方次第で便利度が増すアビリティがノータッチなケースが多い。
    ジャンプ・投げる・speedセーブ・多くの陰陽術、などがその代表例。
  • その一方でテレポで上位互換できる高低差無視をマンセーするなど、至る所で失笑を誘う本である。
  • もっとも、データや攻略法部分の間違いなのでまだ笑って済ませるレベルではある。
    複数あるストーリー分岐のうち一つを「これこそ製作者が意図した真のルートだ」と勝手に断言したTOの時に比べれば。
  • 自分が気に入ったor使って役に立ったアビリティはプッシュするけど、他は知らんけどでも困らんだろ…というののが見え隠れする。客観性や遊び心が足りない。

黒本の悲劇は、その発刊時期がインターネットの黎明期直前であったことと思われる。
『実は源氏シリーズが盗めない』ことを知るのは実際のプレイよりも近くも遠くもない絶妙の時期となり、
その上、多くの人が同時期にそれを体験・共有することになった。
仮にインターネットを始める時期が最大で年単位でずれようと、
それが問題にならないくらいにインターネットを始める人が増え続けていたため、
黒本へのヘイト感情の同時共有が必ずと言っていいほど起こっていたのである。
多数の感情の共有はうねりを呼び、感情を爆発的に増幅させ、肥大及び誇張させる。
この項目に限らず、黒本を史上最低の悪書のように捉え、編集者の人格や勤務態度を全否定し、
恨みや憎しみすら抱いていそうな人が散見されるように思われるのだが、
この辞典の様々な項目からも読み取れるように、
『攻略本はマスターアップ前のバージョンのプレイにより執筆されることが多々あり』、
『データなどは提供されたものを丸写ししたりするのは普通であり』、
『攻略本の誤植や誤情報、独自の主観による表記は決して珍しいものではない』。
アイテムや魔法のデータなんて間違っていることはよくよくよくよくあるし、
私もFF4でボムを倒しまくって召喚ボムを手に入れようとしたり、
ロマサガ2で陣形ホーリーウォールを使ったりライフスティールを閃こうとしたり
ヘビースーツを探しまくったりしたが、
そうした同様に『致命的』なはずの誤情報は、決して目立って叩かれる事はないのである。
あくまで誤情報の代表格としてネタ的に叩くくらいがいいのではないかと思われる。

  • 他の攻略本と比較したところで、黒本が出来の悪さは変わらないのでフォローになっていない。
    それどころか、上に挙げられているような『致命的な誤情報』は黒本の方が圧倒的に多い。
    また、むしろネットが普及した現代こそ「感情の肥大及び誇張」がまかり通ることが多く、この本の発売当時はむしろFFTプレイヤーの間では憎悪というより失笑の対象だった。
    現代においてこの本の知名度が上がったことで、当時を知るプレイヤーがネタにする機会が増えただけである。
    • 一応指摘部分に関しては、インターネットが発刊からしばらく後に普及し
      インターネットを介して、実は盗めないことを多くの人が同時期に初めて知った結果、
      というつもりで書いていたのです。言葉足らずですみません。
  • お金を支払うユーザーがゲームの攻略本に求めているものはあくまで「正しい情報」であり、「誤った情報」ではない。その「誤った情報」を多数提供してしまった本書が叩かれるのは、至極当然である。
    本書の執筆者、編集者がユーザーが払ったお金で生活を営んでいるプロである限りは、どんなにもっともらしい理屈を並べたところで言い訳の域を出ない。
  • 編集者の人格や勤務態度にまで悪口が及ぶのは、ゲームのユニットやジョブ、アビリティ等で有用性の低い(と判断された)ものには全く使い物にならないと断言して読者の反感を買いそうな余計な一言を追加したり、そしてそれらの記述が正しい情報ではなかったりする為だと思われる。

飯田真佐史「目に見えるものだけが真実とは限らない。」


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