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セリフ/【ただでは死なぬ。一人でも多くの貴族を道連れに!】

Last-modified: 2018-05-13 (日) 11:06:25

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骸旅団団長時のウィーグラフのセリフ。
Chapter1の終盤、北天騎士団などによる掃討作戦によって骸旅団が壊滅状態に陥る中、
フォボハム平原風車小屋に逃れていたウィーグラフと、
逃走の盾とするために警備が手薄になっていたイグーロスのベオルブ邸を独断で襲撃し、
アルマと間違えて)ティータを誘拐したゴラグロスの問答の場面で発せられた。

このセリフに負けず劣らず、その前の「我々の投じた小石は~」というセリフもインパクトが強い。
革命に燃えるアナーキストらしい過激な思想である。

騎士ウィーグラフ
「逃げてどうする? いや、どこへ逃げようというのだ?
 この場から逃れようとも我々は奪われる側…。いいように利用されるだけだ!
 我々は我々の子供たちのために未来を築かねばならない。
 同じ苦しみを与えぬためにも!
 我々の投じた小石は小さな波紋しか起こせぬかもしれんが
 それは確実に大きな波となろう。
 たとえ、ここで朽ち果てようともな!

騎士ゴラグロス
「我々に“死ね”と命ずるのか?」

騎士ウィーグラフ
ただでは死なぬ。一人でも多くの貴族を道連れに!

騎士ゴラグロス
「バカな! 犬死にするだけだ!!」

騎士ウィーグラフ
「いや、ジークデン砦には生き残った仲間がまだいるはずだ。
 合流すれば 一矢報いることはできよう!」

この後、ミルウーダの戦死の報告が入り、ウィーグラフがラムザらと交戦している間に
ゴラグロスたちがジークデン砦に撤退。

ラムザたちの運命も大きく動き始めた一方で、ウィーグラフは行方を眩ませた。


骸旅団の思想が「世直し」であるのに対し、この台詞は本末転倒も甚だしい。
世の機構を作っているのは「王権」であり、その前では貴族すら捨て石に等しい。故に獅子は争いを止めないのだ。
石に石をぶつけた処で、良くて両方砕けるだけである。

  • だが、中世真っ只中の封建・身分社会を打破するには力を行使するしかないのもまた事実。
    現実でも中世社会が崩壊するきっかけとなった動きには、往々にして大きな武力が背景にある
    (日本で言うと織田信長の取った統治方針が分かりやすいだろう)。
    問題はむしろ、ウィーグラフの持つ革命理念に対して、それを実現するための
    求心力と時勢が追いつかなかったところにあると思う。

志に殉じようという、1章のウィーグラフの性格がよく表れているセリフ。
この後、3章では合理性に溺れ、教会、魔人に魂を捧げていくわけだが、
このころのウィーグラフはまだ青臭く、ラムザ曰く「理想の実現に燃えていた戦士」だった。