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設定/【デュライ白書】

Last-modified: 2018-05-21 (月) 16:34:51

FFT Edit

オーラン・デュライが執筆した、獅子戦争の真実を綴った文書。
新たな教皇を選出するクレメンス公会議の場で公開されるが、
真相の暴露を恐れたグレバドス教会はその場でオーランを逮捕すると“異端者”として火刑に処した。
その後、回収されたこの書は長い間教会の手により隠匿されることになる。
400年後、教会によって『デュライ白書』が公開され、歴史学者アラズラム・J・デュライ
『デュライ白書』の解釈をめぐってグレバドス教会ミュロンド派と激しく対立した。
その中でアラズラムが執筆した書の一つが『ブレイブストーリー』である。

  • オーランが即逮捕され火刑にされたのに比べ、アラズラムはグレバトス教ミュロンド派と「激しく対立した」と言う事は教会の勢威も400年後には大分衰えていたと言う事なんだろうか?まぁ、今のキリスト教と400~500年前のキリスト教じゃその勢威や威光は比べるべくも無いんで現実的と言えば現実的だが(当時はカトリックからプロテストが分派して宗教戦争まで行われていた)。
  • オーランとしてはラムザやオルランドゥの汚名をそそぎたかったのだろうが、
    よりにもよってオルダリーア国内の独立運動が発生したのと同時期に公開しており、
    当然ゼラモニアにいるラムザ達がオーランの危機を察知する事など出来るはずもなく、
    オーランは処刑されるという結果になった。
    ラムザがイヴァリースにいたとしても助けに行けたかは何とも言えないし、
    オーラン自身も覚悟はしていたのだろうが、最悪過ぎるタイミングで公開したような気がしなくもない。
  • 押収したんだったらそのまま焼いてしまえばいいものを、わざわざ保管してたってことは、当時のグレバドス教会側もルカヴィについてそれは怪しげな伝説ではないって情報をもってて、万が一のルカヴィの再出現等への対策用として残さざるを得なかった、ってな面もあるのかな。
    • 何十年何百年監視するにも「『これ』が異端ですよ」という見本がないと。
      また異端はそれ単体で教会全体を攻撃できる「急所」でもあるから、解釈を歪めて教義の盾に変えることができる(某宗教が異教の神々を、自教の神の御使いが堕したものとして取り入れた例が分かりやすいだろう)。
    • 残念ですがちょっと違います。近代の法学では悪魔の証明になりますがわれわれの地球の歴史としては
      一神教というのは原典を元にそれ以外を否定する性格を持っています。異端の見本は必要ありません。
    • 後年の設定も踏まえると、教会だけでなくルカヴィを産み出した存在が自分達の存在を人間に悟られるのを忌避しつつも、人間が闇の異形者に対抗できるよう手段だけ残すように干渉した結果として隠匿にとどまったのかもしれない。
    • 上層部はグレバドス教の教えが嘘偽りでしかないことを知っていたので、「じゃあ、聖アジョラとは何者で、彼が起こした奇跡とはなんだったのか?」という疑問を持ち、教会が秘密裏にそのことを調べてて、その資料として秘匿してたというところだろうか。
      それに書物に書かれてる教会に不都合な物証を探し出して抹消するのに役立ちそうでもあるし。
  • 聖石や聖アジョラの正体が怪物だったというだけでも十分すぎるほど教会にとって痛手だが、俄かには信じ難いであろうルカヴィを始めとする人外の存在に関する記述を抜きにしても、
    ・畏国における権威の強化を目的として五十年戦争で疲弊した畏国で獅子戦争を誘発
    ・戦乱の陰で有力者を神殿騎士団を使い次々と抹殺
    ・暗躍の事実を知ったラムザ一行を異端者認定する事で社会的に抹殺
    ・事が露見&実現しなかったのは神殿騎士団の暴走によって関係者全員が皆殺しにされ計画が御破算したから
    と教会が完全に言い逃れできない数々の所業が記されている代物。例えアラズラムの時代の教会が(現代日本における宗教団体のような)実権を一切持たない団体になっていたとしても、対立するのも宜なるかな。
    • とまあ、世に出ればグレバドス教会(少なくてもミュロンド派)にとっては大打撃になるのは確か。しかしそもそも「ミュロンド派」となってるのはシモン先生みたく、獅子戦争時代に幅を利かせた集団に反する集団が出たという事でもある。
      まして既に教皇が暗殺されオーランが公表したのもちょうど新教皇制定の時。この騒動から殺されてなくてもデュライ白書の事を(真偽は別として)知った者も出て内部紛争があった可能性も高い。
      「激しく対立した」で済んだのも、ミュロンド派の弱体化や民衆の目だけでなく、アラズラルを擁護した派閥(=デュライ白書が公表されることで利が出る集団)がいたことは確かだろう。

オーランがかつてラムザに誓った「命を賭した戦い」の証にして、全ての始まり。
この書物があったからこそFFTという勇者たちの物語(ブレイブストーリー)が幕を開けたのだ。


なお本書は、教会のいうとおり偽書である可能性も当然存在する。
根拠としては
・貴族として生まれたオーランが、逆賊として追われる身になった5年後に刊行した本である。
・最終決戦など証人がいたとは思えない状況が多々ある。
・ゲルモニーク聖典の内容まで著述できるのは本編の内容とも矛盾する。
・逆賊シドルファスが偽物であったという点が事実かは疑わしい。
(事実だとしても証拠が残るはずがない)
・著者オーランと義父シドが戦う場面は史実に残らない場所ばかりなうえ、強すぎる
・オーランが異端者に対し「君には仲間がいる、僕もその仲間だ」と部下の前で叫んでいるが、事実だとしたらこの時点で問題である。
・研究している人物が直系の子孫と思われ、解釈にも偏りがある可能性がある。
などなど。

  • ゲーム本編の描写は、デュライ白書を元にアラズラムが執筆した「ブレイブストーリー」という書物の内容という設定。
    つまり我々プレイヤーが目にしたもの全てがデュライ白書に記されていたわけではなく、アラズラムによる脚色が為されている可能性が高い(特に先祖の強さ・オーランの台詞などはオーラン本人が書いたとしたらだいぶイタい(笑))。
    というかオーランの知らない所で起こっているエピソードが大半なので、ブレイブストーリー自体「デュライ白書を元にした半フィクション小説」なのかも知れない。
    ルカヴィについても(描写を見る限りは)オーランは知らなかったはずなので、デュライ白書の中で黒幕とされた教会にアラズラムが配慮して「教会を傀儡にしていた更なる黒幕」として追加されたのではないだろうか。
  • と言われるが、アラズラムは「歴史学者」である。この世界ではあまり例を見ない、宗教家としての研究者ではなく、歴史そのものを研究する探究者である。
    「デュライ白書」のみを読んで戯言を言っているような人物では無く、元々歴史や史実に精通した人物なのだ。
    • ラムザ達は大陸全土で転戦し、様々な大規模の戦いに身を投じている他、各地ショップを利用したり、冒険者稼業を行ったり(儲け話)もしている。
      そういった活動をしていれば、ラムザらしき人物の大小様々な記録や言い伝えが残るはず。
      アラズラムは先祖の汚名を雪ぐ為にありとあらゆる資料や記録を集めた結果、各地の歴史や伝記を正しく読み解き、それらの真実を繋ぎ合わせ、裏の「真」にたどり着いた。恐らくはそうして「ブレイブストーリー」が紡ぎ出されたのだろう。
      この「デュライ白書」は、それらを一つに繋ぎ合わせる最後のピースとして役立ったのだと思う。